株式会社特電

即戦力エンジニア活用で設計力と案件遂行力を強化

採用した職種:制御設計エンジニア

本社  :静岡県沼津市双葉町9-11-5 設立  :1959年(昭和34年)7月 担当者名:SE部 佐々木部長 事業内容:FA・自動化システム、ロボットシステム、画像処理・IoTシステムの設計・製作・販売。 自動制御機器(FAパーツ)の販売。 従業員数:約140名

ロボカル導入前後での変化

導入前の課題

  • 制御設計人材の確保競争が激化
  • 協力会社や派遣に頼るリソースの不安定化
  • 海外PLC対応エンジニアが不足

導入後の効果

  • 希少スキルを持つエンジニアを迅速に確保
  • 対応可能な案件範囲が広がり、受注機会が増加
  • 高スキル人材により現場評価が向上

海外製PLCを扱えるエンジニアを求めてロボカルに相談

当社は創業から65年以上、もともとは部品商社としてスタートしました。時代の変化やお客様のニーズに応え、創業初期段階から制御設計を中心としたエンジニアリング部門を立ち上げ、設計・開発業務に本格的に取り組むようになりました。しかし、ここ数年で案件が増える一方、人材の確保が大きな課題になってきました。新卒の理系人材は減少傾向で、中途でも希少なスキルを持つ人材はなかなか見つかりません。さらに、当社の受注量に対して外部リソースも不足することがあり、ご依頼をお断りせざるを得ないケースも発生していました。特に海外製のPLCやハード設計の経験者は極めて希少で、社内で教育するには時間がかかるため、緊急で必要な人材をどう確保するかは喫緊の課題でした。

そんな中、以前から名前を知っていたロボカルのことを思い出しました。タイミング的に、ちょうど直近の案件で希少なロックウェル製PLCを取り扱えるエンジニアが必要だったのです。問い合わせてみると、希望条件に合致するスキルを持った個人事業主の方をすぐに提案してくれました。金額も予算内に収まり、社内で検討した結果、これまで自社だけでは対応が難しかった案件にも挑戦できると判断しました。こうして、ロボカル導入の決断に至りました。

受注の幅拡大と、現場からの信頼を生むエンジニアの+α対応

導入してまず実感したのは、案件対応のスピードが格段に上がったことです。以前は急ぎの案件が入ると、現場の人員をどうやりくりするか頭を悩ませ、納期の調整が常に付きまとっていました。でもロボカルを導入してからは、必要なスキルを持ったエンジニアが即座に現場に入ってくれる。現場の担当者も「この人なら安心して任せられる」と言ってくれ、作業に集中できる環境が一気に整ったのです。

さらに驚いたのは、エンジニアが単に指示された作業をこなすだけでなく、+αの提案や改善までしてくれることです。例えば、ロボットの一部で将来的にトラブルになりそうな箇所を事前に見つけて修正してくれたり、効率的な作業手順を現場スタッフに共有してくれたりしました。こうした気づきの対応が積み重なることで、後から発生する問題を未然に防ぎ、全体の作業効率がさらに上がったのです。

加えて、エンジニアのスキルマッチングの精度も高く、事前に現場の状況や設備の特性を把握しているので、最初から正確に作業を進められるのも大きな強みです。これまでなら派遣スタッフに現場の説明をしても理解までに時間がかかり、仕様変更や調整が何度も発生していました。しかしロボカルのエンジニアは最初から適切な対応ができるため、手戻りの時間が大幅に減り、プロジェクト全体の効率も格段に向上しました。

そして何より、社内の精神的な余裕が生まれたのは想像以上の効果です。以前は「人が足りないから自分たちで何とかするしかない」というプレッシャーが常にあり、夜遅くまで対応したり、休日に補助作業をしたりすることも珍しくありませんでした。でも今は、必要なときに必要な人材を頼れる安心感がある。そのおかげで、案件を計画的に進められるようになり、現場の士気も自然と高まったのです。導入前には想像できなかった、落ち着いた現場環境と効率的な作業の両立が、ここで初めて実現したと感じています。

社内技術の継承と人材戦略の拡大を目指す

私たちがロボカルの活用で今後期待しているのが、社内技術の継承です。これまではどうしても熟練スタッフのノウハウが属人的になっており、経験の浅い社員が現場に入ってもすぐに対応できないことがありました。
今後は、ロボカルのエンジニアに現場で実務を担ってもらいながら、若手社員に具体的な手順や注意点を直接伝えてもらう形を考えています。単に作業を教えるだけでなく、「なぜその方法が効率的なのか」「どこに注意すべきか」といった現場ならではの知見を共有してもらうことで、若手社員がより早く一人前として活躍できるようになるのではないかと期待しています。

さらに、人材戦略の拡大にも大きな貢献が期待できます。従来は必要なスキルを持つ人材の確保が課題で、プロジェクトの幅を広げることに制約がありました。しかしロボカルを通じて必要なスキルを持つエンジニアを適切にアサインできるようになり、これまで手が回らなかった案件にも挑戦できる環境が整いました。加えて、現場での教育を通じて社内人材のスキルも底上げされ、外部エンジニアへの依存度を調整しつつ、社内の戦力化も同時に進められます。

つまり、ロボカルは単なる外部リソースの提供にとどまらず、社内の技術継承を促進し、長期的な人材戦略の基盤を作る存在です。今後は、現場で培った知見や改善事例を体系的に蓄積し、若手・中堅・熟練をつなぐ教育の仕組みをさらに充実させることで、会社全体の技術力と生産性を飛躍的に高めていきたいと考えています。